ハワイ観光

美味しいアメリカの生ビールを味わおう

1.日本のビールは泡が多すぎ

日本で生ビールを注文すると、ほぼ例外なく、例の7対3で出てきます。

泡ビール

 

僕は、常日頃、泡の比率が多すぎると主張していました。(だれも聞いてくれませんでしたけど)

 

居酒屋に入り、のどがカラカラで、「とりあえず生」を注文して、冷やしたジョッキに入れたキンキンに冷えたビールがやってきて、かんぱあ~い、と気もそぞろにジョッキをカチンと合わせていざ飲もうとジョッキの縁にくちを付けジョッキを傾けても、、、

泡が邪魔でビールが飲めないじゃん!

それでも思い切りジョッキを傾けると鼻まで泡がくっついて、頬のわきから泡がこぼれそうになる。

上唇をとんがらせて、泡をかき分けてビールにたどり着こうとするも、ビールはやってこない。泡ばっかり、、。仕方なく、少しつづ泡を飲んで、ビールに届く程度に泡を減らしていくしかない。泡なんか飲みたくないよ。鼻の下は泡だらけで不快だし。ビールを飲むのになぜこんなに惨めな気持ちにならなきゃいけないんだ。そんな泡なんかいらないやいっ。

 

で、酔っぱらって気が大きくなった僕は、

「ナマ。大ジョッキ。泡、少な目でお願いします!」

などと注文することがあります。

すると、泡を減らして、身の方(液体の方)をその分多くしてくれる気前のいいお店ならよいのですが、単に泡だけなくした、半分ちょっとしか入っていないビアジョッキを、

ほんとにこんなの飲むんですか、

とでも言いたげな、怪訝な顔つきで運んでこられたときは、何とも言えない寂寥感に包まれます。

 

日本では、7対3の神話が幅を利かせすぎています。

 

テレビで、ビール会社のマエストロとかなんとかいう人が出てきて、美味しいビールの注ぎ方なんてのを何回も見たことがあります。まず、思い切り勢いよく、泡がこぼれない程度にコップに注ぐ、コップの中は泡だらけになる。そこでじっと待って泡が少なくなってきたら、また注ぐ、そして、例の7対3の比率になるように時間をかけて注ぐ。するとコップの上にこんもりと山盛りにキメの細かい泡ができている。

なぜ、こうすると美味しいかというと、製造したばかりのビールは強めに炭酸がいれているので、勢いよく注いで、炭酸を少し抜いたほうがちょうどよい具合になる、ということをおっしゃっていました。でも、炭酸の度合いなんて好みの問題だし、飲んでいるうちにも自然にどんどん抜けていくのでは?

ビールメーカーのホームページを見たら、ビールのエグミを泡が吸収する、とか、泡が蓋をしてビールの酸化を防ぐ、などといったことが書いてありました。いずれにしても、これだと、泡が消えないうちにビールを飲み干さないと意味がない、ということになります。

 

居酒屋のビールサーバーだと、レバーを手前に引くとビールが、レバー押すと泡だけがでてくる仕組みになっています。つまり、最初にビールを7割注いで、その上にわざわざ泡をたっぷりのっけてるんですよお。これ一体、なんのため?お客のほとんどが7対3の神話を信奉しているから、お客のニーズもあるのでしょうが、お店の側もビールの量を減らしてコストを減らす目的もあるのではないでしょうか。しかし、ビールを飲めなくなるほど泡をたくさんいれるのはなんの意味もないのではないでしょうか。アメリカのビアバーなどからすると、「滑稽な注ぎ方」といっても過言ではないのではないでしょうか?

 

アメリカ、少なくともここハワイでは違います。バーでビール・オン・タップ(いわゆる生ビールのこと)を注文すると、できるだけ泡を立てないように、そーっと、グラスにいっぱいビールを注いでくれるのです。ほらみろつ。どうだいっ。

アメリカビール

これが、僕がアメリカの生ビールが大好きな理由の一つです。

 

 

2.アメリカでは生ビールはグラスで飲む

一時期、お店の中ジョッキと小ジョッキの量は値段ほど大差がないのではないか、という誰もが心の奥底でいだいていた疑問を検証するテレビや、ネットの企画が流行った時期がありました。中ジョッキ、といっても店によって大きさが違うのは当然ですが、中ジョッキとグラスビールがほとんど量が変わらない店もありました。

 

そもそもあの分厚いガラスが上げ底感満載ですね。

(お断りしておきますと、僕はジョッキで飲むビールも好きなんです。)

 

しかしアメリカでは、英国同様、ドラフトビールはパイント・グラス(pint glass)という大きさの決まったグラスを使います。アメリカでは1バイントは標準で16floz、473mlだそうです。(決まってる、といいましたが、店によっては14flozのグラスを使います。ビアバーでは銘柄によってグラスの大きさを変えていいるところもあります。)

 

こちらのビアバーでは各ビールと量を選びます。量は5oz、16oz、32ozなどと量がメニューに記載されています。

 

何も言わないと、1パイントグラスに注いでくれます。

 

これに泡をできるだけ立てないように、なみなみ注ぐ。

glassbeer

どう、美味しそうでしょ?

 

 

 

個人的な思い出話ですが、大学生の終わりにヨーロッパを旅した時にイギリスのビクトリアステーションでパイントグラスになみなみと注がれた生ビールを飲んだ時の感動がわすれなれないんです。以来、僕にとってはこのパイントグラスで飲むビールが理想となりました。

 

ハワイに来たら、是非生ビールを飲んでみてください。ほんとに美味しいですよ。

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