パエリア!

出会いと感動のパエリア

なぜPindan Foodsのパエリアは世界中の人々に支持されるのか?

こんにちは。Pindan Foodsのオーナー、コージです。

僕は、2017年11月にオーストラリア出身のあるシェフから、このPindan Foodsというお店を引き継ぎました。Pindan Foodsのパエリアを初めて食べたのはその2ヶ月ほど前の事です。そのときの驚きは忘れられません。

パエリアは僕の大好きな食べ物で、日本では、スペインレストランに行った時には、必ずといっていいほど注文していましたし、自分でも、何回か作ったことがありました。

チキンスープをベースに、さまざまなシーフードの出汁が絡み合い、さらにはサフランの仄かな香り、トマトの酸味が加わり、固く炊いた米の食感と相まって、その繊細微妙な味わいに、食べるごとに至福の思いを抱いていました。

しかしPindan Foodsのパエリアは、日本で食べたことのあるパエリアとはまったく異なる味でした。

まず、数種類の強烈なスパイスの香りに圧倒されます。そして、ガーリックの香りと玉ねぎなどの野菜の上品な甘味、大量に投入されたジューシーで上質なチキン、スモーキーで主張の強いソーセージの味、、、繊細微妙な日本のパエリアとは、まったく異なる、輪郭のはっきりした、押し出しの強い味です。そして特別な味付けをしていない、時折食べる海老の甘味と、ムール貝の旨みが口の中いっぱいに広がり、パエリアのご飯の味をさらに引き立てます。たくさんのリピーターに支持される理由がわかる気がしました。

日本人の観光客のお客さまも、昨年食べて美味しかったのでまた来ました、という方が大勢いらっしゃいます。そのたびに強い感謝の気持ちでいっぱいになります。

 

パエリアは世界を巡る

パエリアについて、調べていくと、日本のミックスパエリアが、必ずしもスタンダードなものであるとは言えないという事がわかってきました。

スペインでは、100のレストランがあれば100種類のパエリアがある、ということばがあります。地方によって、作り手によって、実に様々なパエリアがあり、かつ、多くの人が自分が作るパエリアが最もおいしく、正当なものであると主張しているようです。

10世紀頃に、リベリア半島を占領したムーア人たちによって、スペインに米食がもたらされ、バレンシア地方が米の大栽培地となり、そのまま、米食がスペイン人の間に定着しました。

「パエリア」、スペイン語でpaellaは、元々はバレンシア語で「鍋」を意味する言葉であることは有名です。それがいつしか大きな鍋で炊くライス料理をパエリアと呼ぶようになりました。1840年にバレンシア地方で発行された新聞に、パエリアという言葉が料理名として使われた最初の記録が残っているそうです。

バレンシア地方で食べられていたパエリアは、ハタネズミの肉、野うさぎの肉、鶏肉、カタツムリ、インゲン豆などが具材として使われてはいたものの、シーフードは使われていなかったようです。現在でもバレンシアのミートパエリアの作り手たちに、シーフードを使ったミックスパエリアについて聞くと、顔をしかめるそうです。

シーフードを使ったパエリアは観光客向けに1950年以降から作られ始め定着していった、という記述も多くありますが、それはどうでしょうか。

地中海沿岸の海産物の豊富な地域では、肉の代わりとして魚介類が使われていたのはごく自然な成り行きであったようです。

パエリアは20世紀を通じてスペイン中に広がり、肉と魚介類をあわせて使い、さらにシーズニングも様々なものを用いた「ミックスパエリア」が誕生したようです。チョリソーソーセージを使ったパエリアもこの時に誕生したようです。チョリソーソーセージは、いまではメキシコなどの辛い香辛料を効かせたソーセージを日本人は思い浮かべますが、元々チョリソーソーセージはスベインが発祥であり、今でもスペインの代表的な料理でもあります。

パエリアは上記、ミートパエリア、シーフードパエリア、ミックスパエリアのほかにも、黒パエリア(これは日本でおなじみのイカ墨パエリアですね)、白いパエリア、リゾットのようなスープ状のもの、具材についても、ウナギ、豆類などを使ったものなど、実に様々な種類があるようです。

 

ハワイでパエリアを食べる理由

色々な主張はあるようですが、チキンスープをベースにし、鶏肉とシーフードを使ったパエリアは、世界的なスタンダードになっているようです。そして、パエリアは料理好きなアメリカ人たちに、とても愛されているということです。

見た目が美しく豪華で、パーティーなどで供すると見栄えがよく、もちろん、味も美味しいとなれば、パーティー好きのアメリカ人に愛されない理由はないでしょう。

そしてアメリカの有名なレシピサイトでもパエリアのレシピを見ることができます。
これらを見ても日本のパエリアの素材、味付けとはかなり異なっています。
ここで、それらとPindan Foodsのパエリアの共通点を挙げることはあえてしませんが、Pindan Foodsのパエリアはアメリカ人の味覚にマッチした味なのかもしれません。

世界的に有名なリゾートであり観光地であるハワイには、幸運にもパエリアづくりに欠かせない素晴らしい食材が世界中から入ってきます。この素晴らしい食材をめぐるエピソードについては改めて別の機会にお話しする予定ですが、まずは、ハワイにお越しの際は、ハワイでしか味合うことができないPindan Foodsのパエリアを是非ご試食下さい!

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